(体験談)
たんぱく質・塩分調整食品をお使いの方
慢性腎臓病
岐阜県 Sさん 68歳 男性♂
「たんぱく質調整米が好みに合っています」
■薬の服用とたんぱく質制限
腎臓病の診断を受けたのはいつだったのか忘れてしまいましたが、当時会社を辞めて自営業をしていました。久しぶりの健康診断で血圧が異常に高く、腎臓病だと言われました。同時に痛風にもなりました。
驚いて病院を探して近くの医院にかかり、そこで高血圧と腎臓病の薬を飲むことと、たんぱく質を制限することを言われました。しかし、内容がよく理解できず、またこれといった症状がなかったため、言われた当初は控えたものの、アルコールも食事も通常のまま続けていました。
メタボ体型は気にしていましたが、減量に取り組んだのは最近になってからです。そのため近くの山を積極的に登るようにしましたが、山登りは腎臓病には良くなかったようです。
■主食の変更
当時の古い検査結果を見ると2013年1月、クレアチニン1.96mg/dlとあります。2016年7月には3.14mg/dlに上がり、2018年11月には4.93mg/dlとなりました。
3mg/dlを超えた2016年9月あたりから当時の医師の判断で公立病院の腎臓内科に通い始め、そこから本格的な治療が始まりました。病院の食事指導では食事制限のことは言われましたが、具体的なことは言われませんでした。なので自分自身で勉強をし、たんぱく質制限が必要なことがわかったので、主食を変えることにしました。
当時ヘルシーネットワークの体験談ででんぷん米を知り、食べ始めました。しかししばらくして、たんぱく質調整米の方が自分の好みに合うことがわかり、でんぷん米から変えました。また、麺類はでんぷん麺(パスタ・ラーメン等)を利用しています。
■主食の変更以外の工夫
普段の食事は基本的には家内が作ります。いない時には自分で作ります。肉を控えめにし、カリウムを減らすために野菜は水に浸して使うようにしていますが、食事内容は家内と同じです。
レトルトのカレー、冷凍の餃子、最近では粉末のポタージュスープを使うこともあります。1人の時はスーパーのお惣菜も利用しますが、栄養成分が調整された冷凍弁当を利用することはありません。
また、アルコールを止めているせいもあると思いますが、甘いものを食べたくなります。その時は1日1つ程度ですが、大判焼きやまんじゅうを食べたり、紅茶に生姜粉末と蜂蜜を入れて飲んだりしています。それでも、体重は65kgを維持しています。
■食事療法の実践は難しい
食事療法を始めて1年6ヶ月が経ち、68歳になりました。必要以上に食べないことが身体にとって良いことだと学びましたが、時々普通のご飯が食べたいと思うこともあり、実践するのはなかなか難しいです。
もうすぐ透析(腹膜透析を希望)に入ると思いますが、透析が始まってもこのまま食事療法を続けていきたいと思っています。
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