たんぱく質・塩分調整食品をお使いの方

体験談様(男性)

慢性腎不全(多発性嚢胞腎)

富山県 環水さん 73歳 男性♂

「夫婦二人三脚でしっかりとした食事管理」

■病歴

私は40歳の在職の頃、社内のトイレで血尿に見舞われ、急遽泌尿器医院でエコー検査を受け、多発性嚢胞腎と診断されて30年以上経過しています。大阪大学の園田教授(当時日本では腎臓の権威者のお一人でした)にも診察を受けましたが、先天的なものなので気にしないようにと言われ、治療はありませんでした。それから時が経過し50歳頃から血圧が徐々に高くなり、降圧剤(※)の服用を始めるようになりました。60歳ころのCRE(クレアチニン)は1.4~1.5mg/dl、65歳から70歳は1.6~1.7 mg/dl前後、73歳の現在は2.0 mg/dl前後ですが、60歳台より早いペースで上昇している印象です。

※ACE阻害剤、Ca拮抗剤、利尿剤、交換神経遮断剤(これは副作用があり短期間で中止)

■最近の状態

最近は血圧が高め(140mmHg台)だったので、血圧降下剤(カルデナリン)を追加しました。その結果、最高血圧が120mmHg前後に落ち着いたものの、腎臓の血流低下からか腎機能が低下し、造血ホルモンが減少してしまいました。そしてヘモグロビン値が11.4g/dlまで下がり、貧血状態で虚脱感を感じるようになり日常生活も難儀しました。同時に、それまで1.7mg/dl前後であったCREが一気に2mg/dl前後に上昇しました。そこで、カルデナリンの服用を中止したところ、血圧は元の140mmHg台、ヘモグロビン値も元に近い13 g/dl台に戻り虚脱状態は解消しましたが、肝心のCREは元に戻ってはいません。

■食事制限① 日々食べる全食材の「栄養成分データリスト」の作成

今から8年前、当時のCREは1.5 mg/dl程度でしたが、医師からたんぱく質制限食を勧められ、1日のたんぱく質摂取量を体重と身長から36g/日以下が望ましいといわれました。そこからたんぱく質制限食の実施内容を院内の栄養士と夫婦で考えました。また、食事で摂る全ての食材のたんぱく質、カロリー、塩分、カリウムの量を、文部科学省の「食品成分データベース」を基にしてリスト化しました。この作業は非常に面倒でしたが、食事管理の基礎となるものなので、しっかりとしたものを作りました。

■食事制限② 毎日の食事の「食材記録簿」の作成

主食、主菜、副菜、それに調味料(塩、砂糖、酢、油、味噌など)の品名とその目方(0.1gレベルまで)を毎食全て計量器で計量し、記録簿に記入します。同時に各食材のたんぱく質、カロリー、塩分、カリウムの量を作成した「栄養成分データリスト」から見つけ記録簿に記入し、各食事ごとにそれぞれ積算して記録します。
通常は1日の指定量(たんぱく質33g、塩分5g、カロリー1,800kcal)から午前中(朝、昼)分を引き、その差を夕食の上限量としてメニューを考えるようにしています。

■食事制限③ たんぱく質制限の難しさ

たんぱく質量を低く設定しているため、食事内容によってはカロリーを必要量とれないことがあります。そこで不足する分はヘルシーネットワークで販売しているハイカロリーの菓子・ジュース・ゼリー類を利用しています。
また、たまにする外食はお昼に限定し、食べた分の栄養成分値は女子栄養大出版部が発行している「外食のカロリーガイド」「毎日の食事のカロリーガイド」という本をを参考にして算出しています。外食ではどうしてもたんぱく質や塩分が多くなるので、夕食で食べられるたんぱく質量が少なくなってしまいます。その場合は、低たんぱく質のごはんパン、各種総菜を利用しています。長年ヘルシーネットワークの冷凍弁当を愛用していましたが、冷凍庫の多くを占有してしまうため、今では常温で保管でき、電子レンジで食べられる総菜を多種類購入し非常に助かっています。そのおかげもあり、限られたたんぱく質量でありながら、高いカロリーを維持できています。

■今後の願い

低たんぱく質・低塩でありながら高カロリーのバランスがとれた食事と、毎日30分の散歩、そして規則正しい生活とストレスを気にしない寛容・寛大な心構えで、高額な医療費(透析費用:1人年間約500万円)のお世話になることなく、これからも今の生活スタイルをなんとか長く維持し続けられる事を願っています。

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