たんぱく質・塩分調整食品をお使いの方

体験談様(男性)

多発性嚢胞腎

東京都 Yashaさん 45歳 男性♂

「早めの食事療法の開始が大事です」

■クレアチニン値の上昇

30歳の時に多発性嚢胞腎だと診断を受け、医師から食事に気をつけるよう言われましたが、クレアチニン値がまだ1mg/dlを上回ったばかりで深刻に考えておらず、塩分のみを気をつけていただけでした。肝心なたんぱく質やカリウムなどの摂取量は食物についての知識が無かったので、特に気にせず好き勝手に色々なものを食べ続けていました。
その後も定期的に健診に通っており、クレアチニン値が徐々に上がっているのは気付いていましたが、好き勝手に食べ続け、その結果40歳になる頃にはクレアチニン値が4mg/dlを超えてしまいました。その後、家族ができて一緒に定期健診の結果を聞いた際に栄養相談を勧められ、指導を受けてからは1日のたんぱく質、カリウムの摂取量に気をつけるようになりました。

■食事パターンはだいたい決まっています

食事療法を始めるにあたり、まずは栄養相談の際に勧められたヘルシーネットワークの利用を考えました。あとは妻が、たんぱく質やカリウム等が1日の摂取量を超えないように、インターネットで栄養成分表示のあるレシピ探してくれ、それをもとに料理をしてくれます。自分と家族は基本的には同じメニューで、味付けをかなり薄くしたり、たんぱく質の少ない調味料を使ったり、たんぱく質が多いものやカリウムの多い食品は、妻より食べる量を少なくして調整しています。また、サラダは水に浸してカリウムを減らす、肉は脂肪分の多い豚のバラ肉を使った料理を多くする工夫もしています。生魚はたまに息抜きで食べるくらいで、基本的に刺身や寿司などは我慢し、煮魚などの加熱してある料理を選ぶようにしています。
さらに、揚げ物や炒め物などの油を多く使った料理が多いですが、それでもエネルギーが不足してしまうので、ジュースを飲んだり、おやつ(ニューマクトンクッキーカルシウムウエハースコロコロあんドーナツ)を食べています。

ここ1年6ヶ月の食事のパターンは次のようになります。

<平日>

【朝】越後の食パン2枚(たんぱく質0.37g)、ヨーグルト、アセロラジュース

【昼】いきいき御膳(弁当の種類によってたんぱく質0.7~10g)、炭酸ジュース

【夜】越後米粒タイプのごはん(たんぱく質0.18g)、1日のたんぱく質摂取量が40g以内になるように考えられたおかず

<休日>

【朝】越後の食パン、ヨーグルト、ドリップコーヒーかアセロラジュース

【昼】そらまめ食堂 たんぱく質調整そうめんor越後米粒タイプを使った炒飯or市販の冷やし中華or外食

【夜】昼が家食の場合は外食
昼が外食の場合は越後米粒タイプのごはん(たんぱく質0.18g)、1日のたんぱく質摂取量が40g以内になるように考えられたおかず


基本的には上記内容ですが、月に1度、行きつけの居酒屋で食事をして息抜きをします。たんぱく質を摂り過ぎてしまった場合は翌日の食事内容で調整しています。

■早めの食事療法開始が大事です

最初のうちはたんぱく質量を気にし過ぎるあまり、空腹を我慢することが多かったのですが、エネルギーが不足するとクレアチニン値が上がると聞いてからは、たまに息抜きをして好きなものを食べるようにしています。食事療法を長く続けていくには、息抜きが重要だと思いますが、それよりも自分にとって一番重要なのは妻の理解だと思っています。
自分はクレアチニン値が4mg/dlの後半になってから真剣に食事療法を始めたので、今や数値が6mg/dl近くに迫り凄く後悔しています。多発性嚢胞腎は遺伝なのでどうすることもできないですが、食事次第で透析を遅らせることはできると思うので、ヘルシーネットワークの商品を利用しながら、これからも引き続き食事療法を続けていこうと思っています。
食事療法は続ければ慣れてくるので、クレアチニン値が正常値を超えた方には1日でも早く真剣に食事療法を検討することをお勧めしたいです。

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